令和3年度第1回理事会を開催しました
令和3(2021)年度第1回理事会をハイブリッド開催しました。
議題 1.令和2年度事業報告及び収支決算報告について 2.令和3年度事業計画案及び収支予算案について 主な内容:事業のリニューアルと担当チーム編成について 3.規約の改正(理事定数の改正)について 主な内容:理事定数を6名から12名とすること 4.役員(理事)の改選について 主な内容:再任理事6名、新任理事6名の選出 5.承認事項:新規入会会員の承認 2件 以上が審議され、いずれも承認されました。
続いて、2件の事業プレゼンテーションが行われました。 Ⅰ.学生による家庭教師支援サービスビジネスプラン「FORTUNE」について このプレゼンをきっかけにコロナ禍で厳しい環境を余儀なくされる大学生の皆さんの発案 による新規の学生ビジネスが誕生。 発案者の2名の大学生(医学部)が所属する三重大学でも、学内ビジネスコンテストで正式 に承認され、三重NBC会員の助言、サポートを受けながら、学生派遣総合サービスへと 成長を始めています。是非ご注目下さい。
「FORTUNE」:https://www.fortune-ht.com/
Ⅱ.日本の伝統文化である「精麻」生産に取り組む「伊勢麻」事業について 三重NBC設立当時に起業提案され支援を受けた「伊勢麻」事業の進捗についてプレゼンさ れました。 「精麻」とは麻(大麻草)の繊維のことですが、古来より神社祭祀で穢れを祓う欠かせないも のとして、また衣類や漁網、蚊帳、注連縄、横綱の化粧まわし、弓の弦等日本人の暮らしや 伝統工芸に必要な素材として使われてきました。 精麻の原料は有害な薬理成分が極めて少ない品種の大麻草で、薬物として利用される心配が 全くなく、戦時中まで全国で盛んに栽培されていました。 しかし戦後GHQの誤った判断により薬物として栽培を禁止・免許制となった事、安い化学 繊維の普及等により「精麻」生産者は激減、神事で使うものさえ多くが外国産や化学繊維に 変わっています。 そこで、許可が難しい栽培免許を三重県から取得し、日本の伝統文化である精麻の維持継承 と農業振興で地域活性化を図ろうと起業したのがこの事業です。 しかし県の過剰な規制と制限により計画通りに生産出来ず、このままでは農業経営として軌 道に乗らないため、国・県の規制行政の壁を取り除き法改正の働き掛けをしており、一定の 成果が見え始めている事が報告され、軌道に乗るまでの更なる支援を要請されました。
「伊勢麻」:一般社団法人『伊勢麻』振興協会 (iseasa.com)
令和3(2021)年6月14日(月) 会場:三重県営サンアリーナ会議室&ZOOMオンライン